「感謝、感激、雨あられですよ」と認知症の祖母は私に言った。

こんばんは、ウキクです!

今日、電車に乗っていてふと思い出したことがあります。私の祖母は数年前なくなったのですが、長いこと認知症で施設に入っていました。

祖母に会うために何度か施設に行きましたが、もちろん私のことを認識することはなく、ただ私は涙が止まらなかったです。そんな祖母との印象的な思い出を書いてみようと思います。

 

祖母との関係

祖母はとても優しく、料理が上手い人でした。小さい頃から、何かと私を可愛がってくれ、私も祖母が大好きでした。実家から車で30分ほどのところに住んでいたので、小さい頃はしょっちゅう遊びに行きました。

私が高校受験で、地元の進学校に受かったことをとても誇りに思ってくれていました。

しかし、高校生になった私はバンドに明け暮れ、祖父母と会う機会も極端に減りました。その後、大学に受かった時にも会うことはなく、両親を通じて「とても喜んでいる」と知らされただけでした。

それから上京した私は、ますます祖父母と会うこともなくなっていきました。そんなある日、祖母が認知症で施設に入ったことを知らされたのです。

 

施設の祖母に会いに行った

自分に孫がいること、その孫がどんな名前なのかはわかっていました。でも、それが目の前にいる男、と結びつかなかったようです。

実は、私の名前は祖母が成田山に行き、画数などを見てもらい付けてくれた名前です。そのことについても覚えているようでした。でも、私のことを名前で呼んでくれることはありませんでした。

とても不思議な気持ちになりました。

数年前まで普通に話をしていた祖母が、急に他人になってしまったような寂しさを感じたのです。それでも体は元気なので、実家に帰る時には何度か会いに行きました。

 

感謝、感激、雨あられ

これは、祖母と最後にあった時の話です。

いつものように、当然私のことはわかっていません。でも、急に手を握り「わざわざきてくれて感謝、感激、雨あられですよ」と言ったのです。

その後の話から、私を「先生」と言っていたので、先生がわざわざきてくれてありがとう、という意味だとは思うのですが、私の中ではいつもの祖母に「わざわざきてくれてありがとう」と言われたように感じ、涙が出ました。

感謝をしたいのは私の方なのに、手を握ったまま何度も「ありがとうございます」というのです。結局、その後祖母は亡くなったので、それが最期の言葉でした。

何一つ、感謝されるようなことをできなかった自分を悔やみながらも、「感謝、感激、雨あられ」という言葉が時折、私の中に降りてきます。

「もっと会いに行けばよかった」「孝行したかった」という思いはいつまでも消えませんが、祖母は私の存在に感謝をしてくれていたのかな、と最近思うようになりました。

 

感謝することの大切さ

何気ないことへの感謝を日々忘れないようにしよう、とこの言葉を思い出すたびに思います。そして、祖母への感謝も一生忘れないようにしようと思います。

生きていれば、嫌なことも辛いこともあります。今日は、電車の中で「感謝、感激、雨あられ」がリピートし、自分の在り方を再確認させられました。

身近なことに、もっと感謝をしようと思います。

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