文体が与える印象 電話と文章の共通点とは?

こんにちは、ウキクです。

以前、「読んだら忘れない読書術」樺沢紫苑 読んでみた3という記事を書きました。

その中でAmazon unlimitedについても少し触れましたが、その後も活用しています。まだ、無料期間なので、使い倒そうと思っています。

題名とは少しづれますが、1週間くらい使用してみて気づいたことを書いてみます。

Amazon unlimitedのについての追記

・本当に読みたい本は読み放題でない。
これは人によるかと思いますが、どうしてもこれ読みたいなと思ったものは対象外だったりします。その時は、仕方なく類似の本で読み放題のものを選ぶのですが、やはり最初に「読みたい」と思った本が気になってしまいます。

・10冊までしかストックできない。
読み放題とは言え、全てが自分のものになるわけではありません。同時にストックできるのが「10冊まで」なのです。つまり、読み終えた本を一度「利用を終了」しなくてはいけないのです。※月に10冊しか読めない、ということではありません。
私は、結構マーカー機能を使って読んでいるので、一度利用を終了すると、それらがどういう扱いになるのかまだ確認できていません。マーカー部分をevernoteなどにアウトプットしてしまえばいいのかもしれませんが、まだそれができていないので「良い本」を「利用終了」できずにいます。

・雑誌を見るのにはとても便利。
普段、私は雑誌というものをほぼ購入しません。でも、無料であるなら見てみたいものはあります。

雑誌は往々にして鮮度が大事な媒体ですので、いずれは捨てる傾向にあります。その点、Amazon unlimitedで必要箇所だけ「いいとこ取り」して、利用終了すればいいので便利です。バックナンバーも見ることができるのも魅力です。

ここから本題です

さて、そんな訳でAmazon unlimitedが完璧だ!とは思っていないのですが、読書量が格段に増えたことは間違いありません。

色んな本を読んでいると「文体」について思うところがありました。

私は大体は、気になるタイトルの本を目次を見て「読むかどうか」を決めるのですが、それだけではわからないのが「文体」です。

タイトル→気になる。

目次→知りたい情報がありそうだ。

いざ本文へ

という流れになるわけですが読み始めてなんとなく「あぁ、なんか嫌だな」と思ってしまう本があるのです。皆さんはどうでしょうか?

「難しい言葉が羅列されている」とか「何を言っているかわからない」ということではありません。「何となく嫌な文体」というのがあるのです。

もちろん、その反対に「なんか優しさが滲み出ているなぁ」と感じることもあります。

私には、それを言葉でうまく説明できるほどの文章力がないのが残念なのですが、「書いている人の人間性が現れるから」だと私は考えました。

本というのは、当然のことながら基本的には「視覚のみの情報」です。

電話と読書の類似点

例を挙げてみます。電話は「聴覚のみの情報」ですよね。

電話の相手がどんな人か知っている場合、それは「視覚のみ」ではなく、脳内の「想像」がある程度働くと思うのです。つまり、電話の向こうの相手の顔やその表情を想像しながら話すことができますよね。

でもどうでしょう、知らない人と初めて電話で話す場合、その想像ができません。その時、人は声の感じから「優しそうだな」「なんか感じが悪いな」という「印象」は持ちますよね。

読書というのは、それと似ているなと感じたのです。

もちろん、直接会ったことがある人の本を読めば話は変わってくるかもしれません。

しかし、著者がどんな人かわからない状況での読書というのは、先の例に挙げた「知らない人との初めての電話」と同じなのです。

今度は「電話の声」という聴覚的情報ではなく、「文体」という視覚的な情報がその人の印象付けの作用をすると感じています。

私が読み始めて「なんか嫌だな」と感じるのは、電話でいうところの「なんか感じが悪いな」にあたります。

これは本当に感覚的なお話で恐縮なのですが、やはり「あぁ、この人は柔らかい印象の人なんだろうな」「この人はきっと高圧的な人かもしれないな」と読みながら思ってしまうのです。

実際にどうかはあまり問題ではなくて、電話で「感じが悪いな」という人と長電話したくないですよね。

それと同じで、そういう「文体」の人の本は、たとえ有益な情報があったとしても、なんだか気持ちのいいものでななく、素読み、流し読みしてしまいます。

これらのことを意識して書いている著者も少なからずいるかもしれません。
それは、私が研究してきた文学作品でも同じです。「これは漱石っぽいな」「これは太宰らしい」というように、文体にはやはり個性や人間性が現れます。

「同じテーマについて100人の人に1000字で文章を書いてください」

と言えば、当然文章、文体、使う言葉、言い回しは千差万別ですよね。つまり、その全てが「印象」に影響を与えるのだと思います。

文章という、至極不思議な存在

ある程度の文法や文章の書き方を学べば、私のこうした疑問は解決されるのかもしれません。

しかし、例え文章が上手でも「感じの悪い」著者もいますし、反対に文章は下手でも「暖かさ」を感じる著者もいます。

それこそがその人の個性であり、読書でしか味わえない感覚ですよね。

今後、もう少し具体的な話ができるように、そう言った点にも気を向けながら読んでみたいと思います。
皆さんも、読書をする際には「その内容」のみならず、こうした「文体に現れる個性」を楽しみながら読んでみてはいかがでしょうか。

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